中国驚き

海外(中国)で驚いたこと、8選!

今までアメリカやヨーロッパに住んだことがありますが、中国は今までのどの国とも違うという印象を持っています。ここでは中国に来て驚いたことをいろいろと紹介したいと思います。

 

1. 英語が通じない

日本語において所謂外来語として使われている「コーヒー」や「バナナ」などの表現は、発音の違いこそあれ、海外でも通じます。でも中国ではこのような外来語はありません。比較的発音が似たものはありますが、それでもその発音を知らなければまず通じません。また、英語も殆ど通じません。そのため初めの頃は、喫茶店でコーヒー1杯頼むのも大変でした。まずコーヒーが通じない。たまにブラックで渡されるため、夫が「ミルクを頂戴」と言ってもミルクが通じない。そのため、絵をかいたり牛の真似をしたりと様々な試行錯誤をする必要がありました。

2. 冷たい飲み物があまりない

コンビニではもちろん冷たい飲み物が手に入りますが、喫茶店で冷たいものを頼むと常温で出てくることがあります。最初に驚いたのは、夫がビールを頼んだ時に、英語で「熱いビール?冷たいビール?」と聞き返された時でした。熱いビールって何…?と不思議に思いましたが、あとから調べてみると、常温ということだったらしいです。
ビールと言うと冷たいイメージがありますが、ドイツには敢えて常温で飲むビールもあります。…しかし中国ではそういう意味ではなく、冷たいものを飲む習慣があまりないため、私たちの感覚だと冷たくするべきものであっても、常温で飲むことが多いようなのです。ビールを頼むにも、「冷たいビール」と言わなければ、まず常温のビールが出てきます。

3. 横入りは割と一般的

駅や銀行ATMの前で並ぶことがあります。そのような時、横入りする人の姿を割と見かけます。例えば駅で切符を買うために並んでいれば、駅員さんに何か聞きたい人などが割り込んでくる、などは普通です。駅で電車に乗るために並んでいる時は特に酷く、降りる人を待ってから電車に乗り込むなどという意識はない…かな。また、並んでいる人を押しのけて電車に乗る人もよく見かけます。どちらかというと、他意も悪意もなくやっている感じがします。それに対し香港では、悪いことと分かっていながらさりげなく横入りをする人が多い、という印象を受けました。

4. 歩行者に赤信号は関係ない

片道4車線道路、赤信号、という状態であっても、中国の歩行者は平気で道路を渡ります。歩行者に赤信号は関係ありません。もちろん車は歩行者を無視して遠慮なく突っ込んでくる(中国は右車線走行で、信号が赤でも右折ができます)ので、車をよけながら道路を渡る感じです。また、日本なら車が歩行者の荷物に接触するだけでも大騒動ですが、荷物への接触程度は日常茶飯事なので、歩行者は自分で自分の身を守るしかありません。青信号でも右左折の車は突っ込んでくるため、気は抜けません。

5. 老人や妊婦さん、赤ちゃん連れに席を譲る

電車やバスで老人や妊婦さん、赤ちゃん連れの人を見ると、席を譲る人が多いです。日本では「マタニティマークを付けることは安全か」というレベルの議論がなされていますが、それをこちらの友人に話したらとても驚かれました。一人っ子精査の影響か、赤ちゃんをとても大切にする意識が強く、だから妊婦さんは特に大切にしなければならないという考え方があります。最近はスマホに夢中でそもそも席を必要とする人に気付かない若者も多いと言われますが、席を譲る人の割合は日本以上に多いと思います。

6. 中国語が通じなくても一生懸命助けてくれる

アメリカなどで例えば道に迷ったりした時、誰かに聞くと、こちらの英語に問題があると遠慮なく「はぁ?」と言った顔をされる…なんて経験がある人も多いと思いますが、ここ中国ではそのようなことはありません。例えこっちが明らかに中国語が分からない発音で質問をしても、嫌な顔をせず、一生懸命助けてくれる人が多い印象があります。ただし、日本人の私は中国人として見られることが多いため、私の発音が悪いと「ちゃんと中国語喋りなさいよ!」といった感じで見られることもあります(東アジア人=中国人と思っている人も多いので…)。

7. 困った時に黙って助けてくれる

こちらに引っ越したばかりの時、スーツケースを抱えて歩道橋を渡ることがありました。スロープがなく、階段しかないところを上る時は大変でしたが、すれ違った女子大生が黙ってさっと手伝ってくれました。また、同じように荷物を抱えて階段を上り下りする人を誰かが助ける、という光景をよく見かけます。私はこれを日本で経験したことはありません。スーツケースや大荷物を抱えて日本に帰っても、誰かが駅で助けてくれた経験は一度もありませんが、中国では割と助けられることがあります。中国のスーパーには袋詰めをするコーナーがなく、レジで袋詰めをしなければならないのですが、先日買ったものが多くて袋詰めに苦戦していたら、後ろの男性が手伝ってくれた、ということもありました。

8. 学生の英語のレベルが高い

英語が殆ど通じない、ということは既にお話ししましたが、だからと言って全員が全員、英語が話せないというわけではありません。仕事柄大学生と接する機会が多いのですが、大学生と話していると、その英語のレベルに驚きます。もともと日本語は5つしか母音がない言語ですので、日本語に慣れた日本人が外国語を話そうとすると発音に苦労をしますし、その意味では中国語を母語とする人の方が、英語を話す上では有利と言えるでしょう。それでもこちらの学生の英語のレベルには目を見張るものがあります。日本は文法重視の英語教育なので、きっと読み書きはできるのでしょうが、英語で会話ができないという学生が多いです。それに対しこちらは、自分の意見まで英語で言えるという学生が多い印象があります。

 

海外在住

「海外生活なんてかっこいい」と思われることもありますが、(特に言語が話せない国での生活は)実際はかっこ悪いことの連続です。悪い意味で驚くこともありますし、もちろん良い意味で驚くことも多いです。私たちが右も左も分からない状態で中国に来た時は、こちらの大学院生にビザやアパートについて助けてもらいましたし、今でも「困った時はいつでも連絡して!」と言ってくれて、本当に助けられています。彼らの存在がなければ、私たちは生きてはいけません… 国際関係においてはいろいろ複雑な印象のある中国ですが、人と人との繋がりは大切にしていきたいなぁと思う今日この頃です。